XMLHttpRequestをもっと便利につかえるようになるであろうresponseType属性について
XMLHttpRequest Level 2のWorking DraftにはresponseType
という属性があります。この属性に'json'
という値を代入することにより、req.send()
を実行したのちに、response
属性にあたかもJSON.parse(req.responseText)
としたかのようなobjectがいれられるようになります。readyState
属性の値がXMLHttpRequest.DONE
(4) になった段階でresponseText
をパースするようなコードを書けば良い話ではあるのですが、コードの短縮化簡潔化をはかれて多くの人はしあわせになれるのではないでしょうか。この記事を執筆している段階では当該仕様はWorking Draftであり、実装もまだFirefoxでしかおこなわれていないようです (Opera 12.00以降でも対応しているそうです) が、とても便利につかえそうなものなので今後 多くの環境で実装されることをねがいたいものですね。
手前みそではありますがわたしの書いたNode向けのXMLHttpRequest互換のモジュールでは不完全なものではありますが実装してあり ます。NodeでXMLHttpRequestをつかう需要があるのかはわかりませんが、ほかのかたが書かれた同様にNode向けに記述されたXMLHttpRequest互換のモジュールよりも便利につかえるのではないでしょうか。