二年強の間勤めていた会社から会社を退社いたしました
平成二十六年十月十五日をもちまして、二年強の間勤めておりました会社から退社いたしました。
平成二十六年十月十五日をもちまして、二年強の間勤めておりました会社から退社いたしました。
という両者相反する内容の記事がございました。両論もっともな内容であり、また実行速度だけではなく思想も絡んでしまう非常に煩わしい問題であります。
iBus 1.5がクソすぎるという記事がございました。iBusはGNU/LinuxなどのUnixに似た環境を提供するOSのGUIで専ら使われるインプットメソッド (IM) の一つです。iBusはオープンソースソフトウェア (OSS) として提供されており、Google CodeのProject Hostingを用いた管理がなされており、そちらからダウンロードすることができます。
わたしが実際にiBusを使っていた時期というのは決して長いものではなく、また今回「クソすぎる」と強い言葉で否定されてしまっている1.5はまだ使っておりません。ですのでiBusに関して詳しいことを話すのは避けますが、OSSに対して「クソすぎる」というような表現を用いるのはいかがなものかと思ってしまいます。
モダンな言語でHTML5を開発しよう! 俯瞰して理解するaltJSの比較 (前編 - TypeScript, CoffeeScript, Hexe) と題する記事があった。この記事は見出し中にある「HTML5を開発しよう」という言葉からして意味が通っていない。だが記事の内容から「HTML 5を始めとし、CSSやJavaScriptといったウェブ関連の技術を用いたアプリケーション作りをしよう」という意図であろうと類推することができる。しかしこの記事で問題なのはそのような重箱の隅を突くが如き枝葉末節な部分ではない。この記事の中で薦められているいわゆるaltJSと称される複数の言語たちではない、JavaScriptという言語はモダンな言語ではない、つまり近代的な言語ではないと断言してしまっていることである。
ここ数年のHTML5やCSS3の劇的な進化に比べて、JavaScriptの言語としての進化は緩やかだったのではないでしょうか。HTML5の登場により、リッチなウェブサイト・コンテンツ・アプリケーションが求められる時代になったのに、それを制御する言語が未だレガシーなものであり、ニーズに追いついていないのが現状です。
先に引用した一文は前述した記事の第一段落に記された内容である。この短い一文の中に、事実誤認から来ているのであろう誤りが複数含まれてしまっている。このような記事は非常に度し難く、そして許すことができない。
はてなブックマークの人気エントリーをながめていたところJavaScriptでアニメーションを書く初歩の初歩のような記事が目にはいりました。初歩であればこそ、この記事で省かれているrequestAnimationFrame
の話をするべきではないのかとも思いますが、それよりもわたしは元の記事に掲載されているコードがJavaScriptを用いて十ミリ秒の間隔を開けて複数の処理を何度もウェブブラウザーにさせてしまっていることが気になりました。また、いくつかの処理を完了させてから、setTimeout
を用いて任意の時間が経過するのを待ち、同様の処理を行うというかたちになっていますので、処理に時間がかかってしまえば、なめらかな描写は到底実現されないものとなってしまっています。